症状

一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめない
眠れない、食欲がない、疲れやすい など

詳細

うつ病になると、精神的・身体的ストレスによって、脳がうまく働かなくなります。一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れます。物事を悪く考えてしまったり、イライラしたり、そわそわするなどの焦る気持ちも出てきます。ひどくなると「死んでしまいたい」と思い詰めてしまうこともあります。少しでも「うつ病かな?」と思ったら、早めに当院へご相談下さい。

治療方法

うつ病の治療法には薬物療法と精神療法があります。
薬物療法では抗うつ薬(SSRI、SNRI、NaSSAなど)を用います。薬を使って脳内の神経物質のバランスを整えます。精神療法では患者さんの考え方を見つめ直すサポートを行います。代表的な精神療法には認知療法と行動療法があります。
認知療法では、自分の考え方(認知)の傾向を理解して、より現実的で問題が解決しやすい「物の捉え方」を学びます。
行動療法では、自分自身の行動を分析して、行動に変化や修正を加えることで、行動によるこころの状態変化を学びます。
この2つを組み合わせたものを認知行動療法といいます。

当院では薬物療法と精神療法を併用し、なるべく薬の量を最小限に抑えながら薬物療法だけではなく、患者様が安心して治療に取り組めるようにサポートします。